青々会

亜細亜学園同窓会

会長挨拶

青々会のネットワーク活用が卒業生や大学の躍進に重要となってきた
青々会 会長
落合 寛司

我が国の大きな課題である少子高齢化社会は、地方経済を中心に今後さらに課題を大きくして行くことになるだろう。特に税金不足や地域住民の所得格差などの格差が地方経済の格差を拡大し、消滅都市の問題となって行くことになるだろう。
このような中で第四次産業革命とも呼ばれる大きな産業界に大きな節目が迫っている。
これはAIの活用等の機能が産業界に定着し、大きく影響をして、既存の就業形態や雇用形態にまでも影響してくると思われる。この様な大きな変化が大学や青々会の会員に影響して来る。
大学においては、受験者数が減少し「学生を選ぶ時代」から「学生に大学が選ばれる時代」と、過去とは逆の状況になるだろう。その為に大学は、魅力を向上させるため他大学との人気授業の共同化や在宅授業としてのインターネット授業の活用等大きな変革を求められる。
このような状況下で青々会の会員は、大学の魅力や入学者の紹介等学外協力が求められてくるであろう。しかし、最大の学外協力は社会での卒業生の活躍などで、大学の知名度を向上させることであると考えられる。
それでは、卒業生が企業や社会でどのようにしたら活躍し、大学の知名度を上げることができるだろうか?第四次産業革命が進展する中で国内外に8万を超す同窓のネットワークを活用することが、重要であると考えられる。同窓生の絆は、年代や学部を超えて強力な信頼関係や協力関係を築き上げるのに大変効果的である。具体的には、知らない地区に転勤などした時には、その地区の青々会の支部総会に自由に参加して、その地区のビジネスネットワークを活用することなどがある。また、海外においては、東南アジアを中心に千人を超える卒業生がいる。我が国の重要なビジネスパートナーであるこの地区のネットワークを活用することも有益に思われる。
いずれにしても、このような活動を強化するためには、制度の見直しも必要であるが青々会の活動を、さらに強化しなくては絵に描いた餅となってしまう。
それでは、青々会の活性化や活動の強化は、どのように実現してゆくのか?一番大切なことは、現役のビジネスマン等がもっと多く参加し、ネットワークの活用や親睦を通してのビジネスネットワークの構築をすることである。その為には、これらの成功事例を多くして若い青々会の会員の参加意欲を高めることや現役の学生の就職支援などを実施して、現役学生の青々会に対する意識の改善が必要であると思われる。
これらは、青々会活性化の一例であるが、新役員や各支部長の方々などと、さらなる意見交換をし、PDCAサイクルを回していくことが大変重要であると思っておりますので、ぜひご協力をお願いいたします。